歯根破折(歯が割れてしまった状態)に対して抜歯後、インプラントを行った症例

歯根破折(歯が割れてしまった状態)に対して抜歯後、インプラントを行った症例

下顎第一大臼歯を歯根破折で失ってしまった場合に、インプラントで治療を行なった症例

  • 歯根破折(歯が割れてしまった状態)に対して抜歯後、インプラントを行った症例
  • 歯根破折(歯が割れてしまった状態)に対して抜歯後、インプラントを行った症例

こんにちは、深見台歯科クリニック院長の大橋です。

歯を失ってしまう原因で、最も多いのは虫歯、歯周病などの細菌感染によるものですが、次に多い疾患は歯の根っこが割れてしまう”歯根破折”です。特に歯の神経の処置を行い、10年以上経過すると歯根破折のリスクが高くなってくると言われています。

今回は右下の奥歯(第一大臼歯)が残念ながら歯根破折をしてしまい、抜歯をせざるをえない状況になってしまいました。

画像1のレントゲンでは下顎第一大臼歯の近心根を取り囲むような透過像が見られます。

画像2では被せ物と土台を外した後の写真です。歯根が完全に破折していることがわかります。

 

 

 

  • 歯根破折(歯が割れてしまった状態)に対して抜歯後、インプラントを行った症例
  • 歯根破折(歯が割れてしまった状態)に対して抜歯後、インプラントを行った症例

抜歯を行い約3ヶ月間、歯槽骨の治りを待ちCT撮影を行いました。

画像4はCT像です。

インプラントを行うに十分な骨の存在が確認でき、さらにインプラントと骨の結合(osseointegratin)が最も良いとされるインプラントを使用し、埋入手術を行いました。

 

  • 歯根破折(歯が割れてしまった状態)に対して抜歯後、インプラントを行った症例
  • 歯根破折(歯が割れてしまった状態)に対して抜歯後、インプラントを行った症例
  • 歯根破折(歯が割れてしまった状態)に対して抜歯後、インプラントを行った症例

その後、2ヶ月経過をして被せ物をセットさせて頂きました。

今後、インプラントをより長く安全に使用していただくためのクリーニングを定期的に行います。

 

歯が割れてしまい抜歯になってしまった場合でも、入れ歯やブリッジだけでなく、インプラントという選択肢があります。

 

歯でお困りの方は、是非一度、大和市にある深見台歯科クリニックまでご相談ください。